grass_gis
最初にやること †
GRASSは他のソフトウェアと異なり,一番最初に,
- データを格納する場所(GISデータディレクトリ)
- 座標系および投影法(ロケーション)
- 解析範囲,解像度(リージョン)
を指定する必要があります。
以下よりその手順です。
GISデータディレクトリ, ロケーション, マップセットの作成 †
- grass起動前にディレクトリを作成しておく(なるべく階層の浅い場所がよい ex D:/grassdata/)
→このディレクトリ以下にgrassで使用するデータが格納される
- GISデータディレクトリを指定する
→Grassを起動しGISデータディレクトリとして事前に作成したディレクトリを指定する
→wxpython または Tcltk のどちらかを選ぶ
- ロケーションを作成する
"あたらしいロケーションを定義する"のいずれかのボタンを使用しロケーションを作成する
→データの解析範囲や座標系などを、既存の座標付きデータやEPSGコードで指定する
EPSGコード
JGD2000 UTM54 3100
JGD2000 UTM55 3101
JGD2000 平面直角座標11系 2453
JGD2000 平面直角座標12系 2454
JGD2000 平面直角座標13系 2455
WGS84 緯度経度 4326
JGD2000 緯度経度 4612
再度grassを起動し,前項で指定したディレクトリを開く
- マップセットを作成する
→自分の作業項目毎に作成する(ex.landsat_image, River_Network, watershed_extraction etc..)
リージョンの設定 †