GIS/RS一般

国土地理院のXML標高データをGeoTiffに変換する

  1. ダウンロードした圧縮データを解凍し、変換するxmlファイルを一つのフォルダにまとめる
  2. 株式会社エコリスの"基盤地図情報標高DEM変換ツール"を利用する

    # "変換結合.vbs"を開く

    # 投影法を "緯度経度"

    # xmlが格納されているフォルダを指定~  

    # Nodata(海の部分)は"-9999"または"0"と指定

    # ファイル名がメッシュコードのtif画像が出力される

  3. JGD2000緯度経度のままですべてのDEMをモザイク
    • コマンドプロンプトを起動しカレントディレクトリをtif画像が出力された場所に変更
      cd /d D:\DEM\GSI5m
    • .tif拡張子のついたディレクトリ内のすべてのファイルのフルパスをlist.txtに出力
      dir /b /s *.tif>list.txt
    • OSGeo4wシェルからgdal_merge.pyを使用してモザイク処理を実施

      # --optfile でlist.txtを読み込むことで、処理対象ファイルを指定する

      # -init でNodata(海の部分)は"-9999"または"0"と指定
      python C:\OSGeo4W\bin\gdal_merge.py -o D:/DEM/GSI5m/merge.tif -init -9999 --optfile D:/DEM/GSI5m/list.txt

  4. 投影変換
    • gdalwarpを使用してJGD2000緯度経度からJGD2000UTM54帯のデータへ変換

      # -tr で解像度を指定(ここでは5m×5m)

      # -dstnodata でNodata値を"-9999"または"0"と指定 -s_srsに元データのEPSG -t_srs に変換後のEPSGを入力
      gdalwarp -s_srs EPSG:4612 -t_srs EPSG:3100 -dstnodata -9999 -of GTiff -tr 5 5 D:/DEM/GSI5m/merge.tif D:/DEM/GSI5m/merge_j2ku54.tif

  5. (ArcGIS10で利用する場合)ピラミッドレイヤと統計情報の作成
    • 作成したすべてのファイルに対してピラミッドレイヤと統計情報を付与する

      # 重たいのでArcGISのGUIは開かずにpythonでarcgisの機能を呼び出して処理する

      • すべてのプログラム→ArcGIS→python2.6→IDLE(Python GUI)を起動し file→New Windowでエディタ画面を開く
      • *.py拡張子を付与したファイル名で保存する。
      • 以下の内容を打ち込む(workspaceの場所は適宜変えてください)
        	#  arcpyをインポート
        	import arcpy
        	# ファイルが格納されているフォルダを指定する
        	workspace = "D://DEM//GSI5m//"
        	# ピラミッドレイヤと統計情報の構築
        	arcpy.BuildPyramidsandStatistics_management(workspace, "INCLUDE_SUBDIRECTORIES", "BUILD_PYRAMIDS", "CALCULATE_STATISTICS")
        	# 正常に終了したら"finish"と表示させる
        	print "finish"
      • 保存したのちrun→Run Moduleで実行する

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Last-modified: 2014-08-01 (金) 15:13:53 (3556d)