GIS/RS knowledge base
ArcGIS
インストール †
- .Net Framework 2.0がインストールされている
- ArcGIS 9.3/9.3.1 .Net Support がインストールされている
(バージョンの確認には"C:\Program files\ArcGIS\Dotnet"をチェックする)
- Spatial Analyst のライセンスがある
- MSXML 3.0以降が入っている→レジストリエディタ(ファイル名を指定して実行→Regeditで起動する)を用いて以下の場所をチェック
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\Msxml2.DOMDocument\CurVer
「データ」がMsxml2.DOMDocumentの3.0以上ならOK
上記の項目の詳細は以下のドキュメントのGetting startedを参照してください。
Arc Hydro Tools 1.4 - Tutorial.pdf
DEMの下処理 †
- Level DEM(湖のDEMをならす作業)
- 必要なデータ
- DEMデータ
- 湖ポリゴンデータ
"None"だと湖面の標高がすべて0mになる
湖沼ポリゴンデータに入力されている湖面標高属性を指定してやると良い感じ
DEM Reconditioning(河川ポリラインデータ位置とDEMの谷部が合致するようにDEMを修正する作業)
- 必要なデータ
- DEMデータ
- 河川ポリラインデータ
どうやら以下に示す処理をしているようだ
- 河川ポリラインデータが分布しているところの標高を極端に低くする(穴を掘るイメージ)
- 周辺地域を緩やかに河川ポリラインデータ方向へと傾けさせる(スムージングする)
注意1:河川ポリラインのクリーニング(農用水路を除く,ループを消す,など)をしないと変な流域ができる
注意2:"ラインの接合"等を行って合流点(ノード)間を1つの河川区間フィーチャ(アーク)で接続するようにデータの加工が必要
河川データの下処理 †
- Assing Hydro ID
- Generate From/To Node for lines(河川フィーチャ間の連結関係を属性として与える)
- これについてちょっと問題発生
FIDが1000を超えるとフィーチャにFrom/ToNODEが付与されない なぜだろう?
- Assign stream slope(河床勾配を定義する作業→河川の流下方向を判断するためのものかな)
- 必要なデータ
- DEMデータ
- 河川ポリラインデータ(From/To Node属性を付与したもの)
- Burn stream slope(河床勾配ラスタを作成する処理)
- 必要なデータ
- Assign stream slope作業を行った河川ポリラインデータ
DEMから流路を抽出 †
- Flow direction (各セルにおける落水方向(方位角)を格納したラスタデータを出力)
- Ajust FLow direction in Lakes(湖上での落水方向の補正)
- 必要なデータ
- FlowDirectionラスタ
- 湖沼ポリゴン
- 河川ポリライン
- Flow accmulation(累積流量ラスタの出力・・それってなに?)
- 必要なデータ
- FlowDirection(湖上での補正済みのもの)
- Stream definition (ラスタ形式の流路を抽出する)
- 必要なデータおよび入力パラメータ
- Flow accmulation データ
- 抽出する河川の規模を指定する(流域面積XXm2以上(セル数でも指定できる)の河川)
- Stream Segmentation (合流点間の区間に一意のIDを与える処理)
- 必要なデータ
- Flow Direction ラスタデータ
- Stream Defenition ラスタデータ
流路の上下流接続関係を定義する処理 †
- catchment
- build catchment polygon
- どうやら10000フィーチャ以上は処理できない模様(ぴったりそこで処理がとまる)